「離乳食のために、生協に入ったほうがいいの?」
赤ちゃんが生まれると、まわりから「コープ便利だよ」と言われますよね。でも本当に必要なのか、迷うと思います。
この記事を書いているのは、管理栄養士の資格を持つ5歳・3歳のママです。
我が家は離乳食の時期におうちコープを使い、いったんやめて、幼児食になってからパルシステムを使っています。
我が家が買っていた商品と月いくらだったか、手作りとどっちが安いかまでまとめました。
読めば、自分の家に生協が必要かどうかを判断できます。
先に答えを言います。生協は「必要」ではありません。でも、離乳食期のいちばんの負担には効きます🥣
結論:必要ではない。でも「作るのが負担」には効く
厚生労働省の調査では、離乳食の困りごとの1位は「作るのが負担、大変」で33.5%です。
食べる量が少ない(21.8%)や、食べるのをいやがる(15.9%)より多い。いちばんの悩みは「作ること」なんです。
生協がしてくれるのは、ここです。裏ごし・カット・骨取りが済んだ食材が、週1回届く。
なくても離乳食は進められます。でも「作る負担」を減らす道具としては、かなり効きました。
出典:厚生労働省「平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要」(0〜2歳児の保護者・複数回答)
我が家の使い方:離乳食はおうちコープ、幼児食はパルシステム
ネットには「離乳食期はパルシステム、幼児食期はおうちコープ」と書いている方もいます。
我が家はその逆でした。どちらが正しいという話ではなく、子どもの時期と家庭の事情で変わるということです。
| 時期 | 使った生協 | 月にいくら | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 離乳食期(1人目0歳〜約1年半) | おうちコープ | 約5,000円 | 離乳食の商品が充実。子育て割で手数料が安い |
| 幼児食期(1人目4歳・2人目2歳〜現在) | パルシステム | 約1万5千〜2万円 | 添加物が気になった。冷凍おかず・魚が便利 |
2つの比較はパルシステムとおうちコープどっちがいい?にまとめています。この記事では「離乳食・幼児食で何を買っていたか」に絞ります。
離乳食期:おうちコープで買っていたもの
配達は週1回。頼んでいたのは、だいたいこの4つです。
- きらきらステップ(離乳食向けの商品シリーズ)
- 冷凍の野菜
- 冷凍のお肉
- 子ども用のおやつ
旅行のときなど、頼まない週もありました。月平均で5,000円くらいです。
きらきらステップで、よく使った5つ
- 国産米をふっくら炊いた白かゆ
- やわらかいミニうどん
- 国産野菜で作ったなめらかキューブ
- 国産野菜と豆乳で作った角切り野菜入りホワイトソース
- 北海道産白身魚と国産野菜のふんわりつみれ
この5つは、2026年9月時点でも現行のラインナップにあります(取り扱いは生協や店舗によって異なります)。
裏ごし済みのキューブは、「切る・つぶす」の工程がまるごとなくなります。窒息の心配がある時期に、大きさを気にしなくていいのも助かりました。
いちばん助かったこと:「何かしらある」という安心感
赤ちゃん連れで買い物に行けない日は、けっこうあります。
そんな日でも冷凍庫に何かしらある。この安心感が、いちばん大きかったです。
知っておきたい:ボックスの置き場所がいる
直接受け取れないときは、食材の入った保冷ボックスを玄関先に置いていってくれます。
そのボックスは翌週の配達のときに回収されます。それまで置いておく場所は必要です。
我が家は玄関に置いていて、そこまで気になりませんでした。容器を回収するしくみは、どの宅配でも多いと思います。
なぜ、いったんやめたのか
離乳食が終わって、長男の偏食が始まりました。食べられるものが、ほとんどなくなったんです。
注文する商品がなくなり、利用する週が減って、退会しました。
「生協が合わなかった」のではなく、そのときの子どもに合う商品がなかったという話です。
👉 偏食の話は離乳食・幼児食を食べない子の特徴は?に書いています。
幼児食期:パルシステムで買っている定番
長男4歳・長女2歳のときに、パルシステムに加入しました。
きっかけは、忙しい日に頼っていたスーパーの冷凍おかずの添加物が気になったこと。
いまの定番はこのあたりです。
- 野菜(ブロッコリー・ほうれん草・トマトなど)
- 冷凍のお肉
- 無添加のウィンナー
- カレー粉
- あじの磯辺焼き(冷凍)
- さばのみぞれ煮(骨とり・冷凍)
- 「キャロっとさんミニ」(にんじんとくだもののジュース)
骨取り済みの魚は、幼児食でこそ効きます。魚を出すハードルが、一気に下がります。
月平均は1万5千〜2万円(1回3,000〜7,000円ほど)。旅行の週などは頼みません。
実際の注文の中身は、パルシステムの料金は月いくら?にのせました。
カタログは「yumyum For Baby&Kids」だけ取っていた
我が家は基本のカタログを「不要」にしています。
でも離乳食・幼児食向けの「yumyum For Baby&Kids」だけは取っていました。商品だけでなく、進め方のアイディアが載っていて参考になったからです。
・冷凍の裏ごし野菜を使いたい
→ パルシステム
・牛乳や納豆を毎週おトクに頼みたい
→ オイシックス
パルシステムはyumyumの「うらごし」シリーズ(にんじん・かぼちゃ・コーンなど)、オイシックスは「牛乳とか飲み放題」(月1,598円・毎週3品まで)。出典:パルシステム公式「離乳食・ベビー用品」、Oisix公式(2026年10月20日確認)。どちらも使っているわが家の感想もふまえています。
わが家は、上の子が1歳のころからオイシックスも使っています。離乳食・幼児食のコーナーもあり、まずはおためしセットで試せます。
※パルシステムの加入は無料で、出資金1,000円は退会時に返ってきます。
管理栄養士として:必要な人・いらない人
2人育てて、そして仕事柄いろいろな家庭を見て、分かれ目はここだと思っています。
| 生協なしで乗り切れる人 | 生協があったほうがいい人 |
|---|---|
| 料理が大好き | 買い物に行く時間を減らしたい |
| 時間が取れる | 毎日メニューを考えるのが面倒 |
| 自分でスーパーで買い物がしたい | 安心・安全なものを食べさせたい |
どちらが正しい、ではありません。右側に2つ以上当てはまるなら、試す価値があります。
手作りと市販、どっちが安い?
よく聞かれる質問です。答えは分けて考えます。
お金だけなら、手作り。これは間違いありません。
でも時間も含めるなら、圧倒的に生協の離乳食です。
裏ごし1回に何分かかるか。それを毎日、赤ちゃんを見ながら。その時間を買っている、と考えると納得できます。
離乳食の生協選びは「お試し」から
どちらも、加入前に試せるお試しセットがあります。
お届けのときに案内があるのは前提と思っておくと、気が楽です。断って大丈夫です。
なお、コープの離乳食は店舗でも買えます(取り扱いは店舗によって異なります)。宅配の前に、お店で1つ試すのも手です。
「コープとパルシステムって何が違うの?」は、パルシステムとコープの違いは?で整理しています。
離乳食と生協のよくある質問(FAQ)
Q. 離乳食に生協は必要?
A. 必要ではありません。ただ、離乳食の困りごと1位「作るのが負担」33.5%には効きます。買い物の時間を減らしたい人、メニューを考えるのが面倒な人には向いています。
Q. コープの離乳食のメリットは?
A. 裏ごし・カット・骨取りが済んでいることです。「切る・つぶす」がなくなり、大きさを気にしなくていい安心感があります。
Q. 離乳食は手作りと市販、どっちが安い?
A. お金だけなら手作り。時間も含めるなら、圧倒的に生協の離乳食です。
Q. 月にいくらくらい?
A. 我が家は、離乳食期のおうちコープで月5,000円ほどでした。幼児食期のパルシステムは月1万5千〜2万円ほどです。頼まない週もあります。
Q. おうちコープとパルシステム、どっちがいい?
A. 我が家は離乳食期はおうちコープ、幼児食期はパルシステムでした。くわしくはこちらの比較記事をどうぞ。
野菜をまとめて届けてほしい、ミールキットも使いたい、という方はらでぃっしゅぼーやとオイシックスの違いも参考にしてください。
パルシステムで今リピートしている商品は、パルシステムの口コミ・評判は?で紹介しています。
うらごし野菜のキューブをおやつに混ぜた話は、パルシステムのおすすめ商品に書きました。
妊娠中のうちに比べておきたい人は、妊娠中の食材宅配はどこがいい?にまとめました。
まとめ
- 生協は必要ではない。でも困りごと1位「作るのが負担」33.5%に効く
- 我が家は離乳食=おうちコープ(月5,000円ほど)/幼児食=パルシステム(月1万5千〜2万円)
- いちばん助かったのは「冷凍庫に何かしらある」安心感
- 幼児食では骨取り済みの魚が効く
- お金だけなら手作り、時間も含めるなら生協
- 迷ったらお試しから。店舗でも買える
離乳食は、がんばりすぎなくて大丈夫。使えるものは使って、赤ちゃんと向き合う時間を残しましょう🥣
あわせて読みたい:離乳食で絶対ダメな食材は?/離乳食に味付けがダメな理由は?/離乳食が完了したサインは?
「卵はいつから?卵黄1個は多すぎ?」は、離乳食の卵はいつから?で国の目安と我が家の進め方をまとめています。
出典:厚生労働省「平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要」、日本生活協同組合連合会 コープ商品サイト(きらきらステップ)、パルシステム公式サイト。金額は我が家の利用実績の目安で、内容は2026年9月14日時点のものです。商品の取り扱いは生協・店舗により異なります。

