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スチーム式加湿器を使っていると、内側が白くザラザラしてくることがあります。あれは水に含まれるミネラル分が固まったもの。放置すると落ちにくくなり、運転音が大きくなる原因にもなります。
でも安心してください。象印のスチーム式ならクエン酸を入れてボタンを押すだけ。フィルター交換も分解掃除も要りません。この記事では公式の取扱説明書に沿ったやり方と、4年以上使っている我が家のリアルな頻度をまとめました🧼
※手順は象印スチーム式加湿器 EE-DF35/EE-DF50の取扱説明書に基づいています。クエン酸の量や洗浄時間は共通ですが、洗浄を開始するボタン操作は機種によって異なります。お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。
1. こうなったらクエン酸洗浄のサイン
取扱説明書には、次のような状態になったらクエン酸洗浄をするよう書かれています。
- 内側に汚れが付着している(そのままだと故障の原因に)
- さび状の斑点がつく/お湯に膜状のものが浮く
- 乳白色・褐色・赤紫色などに変色する(=内側が白っぽくなってくるのがこれです)
- 運転中の「ゴー」という音が大きくなってきた
- 蒸気がにおう
いろいろ書かれていますが、実際にいちばん分かりやすいのは内側の白さです。我が家もポットの内側が白くなってきたらやる、と決めています。カレンダーで管理しなくても、給水のときにフタを開ければ一目で分かります。
なお、使う水の水質や運転回数によって汚れ方は変わります。同じ製品でも「うちは白くなりやすい」ということが起こるので、期間より見た目で判断するのが現実的です。
2. クエン酸洗浄のやり方【公式手順】
象印のスチーム式にはクエン酸洗浄モードが付いています。やることは実質「入れて押すだけ」です。
- コップにクエン酸30gを入れ、ぬるま湯で溶かして内容器に入れる(このときプラグは抜いておく)
- 満水線まで水を入れる(満水線を超えて入れない)
- 上ぶたを閉め、プラグを接続する
- クエン酸洗浄モードを開始する(EE-DF型は「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒以上長押し。ボタン操作は機種で異なります)
- 洗浄中はランプが点滅。約1時間30分で終了し、ピー音5回でお知らせ
- 本体が冷めてからプラグと上ぶたを外し、湯捨て位置からお湯を捨てる
- 内容器を水ですすいで完了
ポイントは「本体が冷めてから」。中は熱湯なので、終了音が鳴ってもすぐ開けないでください。我が家は寝る前にスタートして、朝に捨てるのがラクで定着しました(1時間半かかるので、日中つきっきりで待つ必要はありません)。
汚れが1回で落ちきらないときは、繰り返しクエン酸洗浄をしてOKと取説にも書かれています。
3. 頻度はどのくらい?
| 頻度 | |
|---|---|
| 公式(取扱説明書) | 定期的に1〜2カ月に1回 |
| 我が家(4年以上使用) | 内側が白くなってきたら |
公式は期間で、我が家は見た目で判断しています。加湿器を毎日フル稼働させる真冬は汚れるペースも早いので、結果的に公式の「1〜2カ月に1回」と近い間隔に落ち着いています。
取説には「お手入れはこまめにしてください。内容器はフッ素加工をしていますが、お手入れをしないと変色がとれにくくなります」とあります。白さに気づいたら早めにやるのが、結局いちばんラクです。
4. クエン酸は100均のものでもいい?
気になるところだと思います。正直に書くと、我が家は100円ショップで買ったクエン酸を使っていて、4年以上とくに問題は起きていません。
ただし取扱説明書には、泡立ち・ふきこぼれ防止のため、純正の「ピカポット」(ポット内容器洗浄用クエン酸)を推奨すると明記されています。市販のクエン酸は用途や純度がさまざまなので、心配な方や、はじめて洗浄する方は純正を選ぶのが安心です。
もし市販品を使う場合は、掃除用・食品添加物用など「クエン酸」以外の成分が入っていないものを選んでください。
純正のピカポットは1包30g=ちょうど1回分。4包入りなので、公式の目安(1〜2カ月に1回)ならワンシーズンをほぼこれ1つでまかなえます。計量いらずで袋を開けて入れるだけなので、洗浄のたびに量る手間もありません👇
5. やってはいけないNG集
取扱説明書で使用を禁止されているものです。よかれと思ってやりがちなものが並んでいます。
- 🚫 洗剤で内容器を洗う:ふきこぼれてやけどの恐れ、においが残る原因。これは「警告」レベルの注意事項です
- 🚫 メラミンスポンジ・ナイロンたわし・金属たわし・みがき粉・研磨剤入り洗剤:フッ素加工の表面が傷つきます
- 🚫 シンナー・ベンジン・漂白剤・アルコール:変色・割れ・劣化・腐食、センサー故障の原因
- 🚫 食器洗い乾燥機・食器乾燥器:使用不可
- ⚠️ クエン酸を塩素系洗剤と混ぜない:有毒な塩素ガスが発生して危険です
白い汚れを見るとつい擦り落としたくなりますが、フッ素加工が傷つくと逆に汚れが付きやすくなります。擦らずクエン酸で溶かす、が正解です。
6. 上ぶた・本体のお手入れ
内容器のクエン酸洗浄をしたあとに、あわせてやっておくと清潔に保てます。
- 本体の外側・上ぶたの外側:固く絞った柔らかい布で汚れをふき取る
- 上ぶたの内部と蒸気カバー:上ぶたを外し、蒸気カバーを外して水洗い → よく水を切って乾かしてから戻す
上ぶたを洗うときは、開閉つまみ・ロックレバーに水がかからないように。また蒸気チューブ部・安全弁部・弁部には触らないでください(取説の注意事項)。洗ったあとは両手で持って上下に振ると、内部に残った水が抜けます。
7. シーズン終わりの片付け方
春に「そのまましまう」と、残った水あかがこびりついて次のシーズンに苦労します。取説が案内している長期保管の手順はこちらです。
- クエン酸洗浄をする(上の手順どおり)
- すすいだあと、水だけを満水線まで入れてもう一度洗浄モードを回す(熱水すすぎ)
- 冷めてからお湯を捨て、乾いた柔らかい布で水分をふき取る
- 本体外側は拭いたあと半日ほど放置してしっかり乾燥させる
- 上ぶた・蒸気カバーも洗って乾かす
我が家はしっかり乾かしてからクローゼットにしまうだけですが、この「乾かす」がいちばん大事だと感じています。湿ったまましまうと、次に出したときのにおいの原因になります。
余裕があれば、しまう前にクエン酸洗浄までしておくと、秋に出したその日から気持ちよく使えます。
8. 4年以上使ってみて
旧モデルを4年以上使っていますが、内側は今もきれいなままです。特別なことはしておらず、白くなったら100均のクエン酸を入れてボタンを押す、それだけ。
加湿器を使わなくなる一番の理由は「お手入れが面倒だから」だと思います。その点、フィルター交換も分解掃除も不要で、洗浄中はほったらかしでいいのがスチーム式を選んでよかったところです。
どの機種を選べばいいかは、赤ちゃんの加湿器は象印スチーム式が正解|EE-DF50とDF35で詳しく比較しています👇

