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電動鼻吸い器を調べていると、必ず候補に挙がるのがメルシーポットとピジョンのシュポット。どちらも0か月から使えて、値段も1万円以上。「どっちを買えばいいの?」と迷いますよね。
この記事では、両者の公式スペックを数字で並べて比較し、どんな人にどちらが向いているかを整理しました。あわせて、購入前に必ず知っておいてほしいシュポットの安全に関するお知らせにも触れます🔍
⚠️ 最初に立場を明示します。我が家が実際に使っているのはメルシーポットだけで、シュポットは使っていません。そのため本記事のシュポットに関する記述は、すべてピジョン公式サイトの情報にもとづく紹介です。使用感を体験したように書くことはしません。
まず結論:迷ったらこう選ぶ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| とにかくコスパ重視/定番の安心感がほしい | メルシーポット S-504 |
| ピジョンで揃えたい/チューブを洗う手間を減らしたい | シュポット |
| 吸引力で選びたい | ほぼ互角。数字で決められません |
いちばん大きな違いは価格と洗う場所です。吸引力はカタログ値でほぼ同じなので、そこでは決まりません。
1. スペックを数字で比較
| 項目 | メルシーポット S-504 | ピジョン シュポット |
|---|---|---|
| 最高吸引圧 | −83kPa±10% | −80kPa±15% |
| 希望小売価格 | 10,978円(税込) | 16,500円(税込) |
| 対象月齢 | 0か月〜 | 0か月〜 |
| 電源 | 専用ACアダプター | 専用ACアダプター |
| 医療機器の区分 | 管理医療機器 | 管理医療機器 |
| 認証番号 | 303ALBZX00002000 | 305AFBZX00045000 |
| 鼻水が溜まる場所 | 本体の吸引ボトル(220ml) | 鼻水キャッチャー(手元) |
※各社公式サイト・取扱説明書の記載にもとづく数値です(2026年9月2日時点)。実売価格は変動します。
2. 吸引力:数字ではほぼ互角
よく「メルシーポットのほうが吸引力が強い」と言われますが、カタログ値で見るとほぼ同じです。
- メルシーポット:−83kPa ±10%(=およそ −75〜−91kPa)
- シュポット:−80kPa ±15%(=およそ −68〜−92kPa)
数字の幅が重なっているので、「吸引力で選ぶ」という決め方は成立しません。どちらも耳鼻科レベルの吸引力があると考えて大丈夫です。
実際に5年使っている立場で言うと、メルシーポットの吸引力に不満を感じたことは一度もありません。粘度の高い鼻水もしっかり吸えます。おそらくシュポットでも同じでしょう。
3. 価格:メルシーポットが約5,500円安い
ここははっきり差が出ます。希望小売価格でメルシーポット10,978円・シュポット16,500円。実売でもメルシーポットのほうが手に取りやすい価格帯です。
鼻吸い器は消耗品(ノズル・チューブ)を買い足しながら数年使うもの。初期費用の差はそのまま総額の差になります。
4. 洗いやすさ:ここが最大の違い
実はこの記事でいちばん大事なポイントです。両者は「鼻水がどこに溜まるか」の設計が違います。
メルシーポット:本体のボトルに溜まる
吸った鼻水はチューブを通って本体の吸引ボトルへ流れます。そのためチューブの中も汚れ、洗うパーツはノズル・チューブ・ボトル・フタまわりと多めです。
私はノズルは毎回、チューブは1日1回のペースで洗っています。正直、ここがメルシーポットで一番面倒なところです。
シュポット:手元のキャッチャーに溜まる
公式によると、鼻水は手元の鼻水キャッチャーに溜まる構造。本体側へ流れ込みにくいぶん、洗う場所が手元に集約されます。「チューブまで毎回洗うのがしんどい」という人には、この設計は魅力的です。
メルシーポットも「ひかる君」で近づけられる
ただし、メルシーポットにも「ひかる君」(LEDライト付き鼻水収集カップ)という別売りパーツがあります。これを付けると鼻水がカップに溜まり、公式には「チューブを毎回洗わなくてOK」と書かれています。
つまりあとから洗う手間を減らすこともできるということ。詳しくはメルシーポットの洗い方|消毒・カビ対策と公式NG集にまとめています。
5. ⚠️ 購入前に知っておきたいシュポットのお知らせ
ピジョンから2025年8月6日付で、シュポットの付属部品の自主改修(改良部品の無償配布)が案内されています。
- 内容:分解した鼻水キャッチャーにシリコーンチューブを付けた状態で電源を入れると、キャッチャー本体に強い吸引力がかかり、窒息やケガにつながるおそれ
- 対象:2023年6月〜2025年7月製造分(医療機器認証番号 305AFBZX00045000)
- 対象外:2025年8月以降に製造された改良部品入りの製品
- 対応:申し込むと改良部品が無償で届く。届いたら手元のキャッチャーは廃棄
これは製品全体の回収(リコール)ではなく、付属部品の自主改修です。ただしすでにシュポットをお持ちの方は、対象かどうか必ず確認してください。
👉 ピジョン公式:SHUPOT(シュポット)に関する重要なお知らせ
これから買う場合も、改良部品が入った製品かどうかを販売ページやメーカーに確認すると安心です。
6. 5年使ってわかったメルシーポットの実感
ここだけは実体験で書けます。旧型を含めて5年、風邪のたびに使ってきました。
- 吸引力は文句なし。奥の粘っこい鼻水もしっかり取れます
- お風呂上がりがいちばん取れる。鼻の中が柔らかくなるタイミングです
- 洗うのは正直面倒。ここが唯一にして最大の弱点
- 5年経っても現役。耐久性に不満はありません
詳しい使用感はメルシーポットは後悔する?5年使った本音と4つの弱点に書いています。
7. どっちを選ぶ?
メルシーポットが向いている人
- 価格を抑えたい(約5,500円安い)
- 使っている人が多い定番を選びたい(口コミや情報量が多い)
- 消耗品をドラッグストアやネットで手に入れやすいほうがいい

