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メルシーポットは使うたびに分解して洗う必要があり、正直これが一番面倒なところ。「洗い方はこれで合ってる?」「消毒までやるべき?」「カビが生えないか心配…」と気になっているママも多いはずです。
この記事では、メーカーの取扱説明書に書かれている公式の洗浄・消毒方法と、メルシーポット歴5年の我が家が実際に続けているお手入れルーティンをまとめました。やってはいけないNG行為(食洗機・煮沸など)も、理由つきで解説します🧼
※お手入れ手順はメルシーポットS-504の取扱説明書に基づいています。基本の考え方は各モデル共通ですが、お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。
1. 毎回のお手入れ|公式の基本は「分解して中性洗剤」
取扱説明書で定められている毎回のお手入れは、①分解 → ②中性洗剤で洗浄 → ③乾燥の3ステップです。
① 部品を分解する
取説には難しそうな部品名が並びますが、実物はシンプルです。メルシーポットは大きく分けると「機械の本体」「鼻水が溜まる透明カップ(ボトル)」「カップのフタ」「ホース(チューブ)」「鼻に当てる先っぽ」の5つ。洗うために外す部品は、ホースの先に2つ、カップのフタまわりに4つ集まっています👇
| 部品の名前 | 実物はこれのこと |
|---|---|
| シリコンノズル | 鼻に当てる、やわらかい先っぽの部品 |
| ノズルコネクター | ノズルとホースの間をつないでいる短い筒。ノズルを外すと、ホースの先に残っている部品です |
| フロートガイド/フロート | 透明カップのフタの裏から下へ伸びている筒と、その中に入っている浮き。鼻水を吸いすぎたとき、機械側へ流れ込むのを防いでくれる安全部品です |
| フロートストッパー | その筒をフタに留めている、小さな留め具。筒を外すときに一緒に外します |
| 排水管 | フタの裏にある、もう1本の短い管。吸った鼻水はここを通ってカップの中に落ちます |
| ボトルパッキン | フタの内側のフチにはまっている、輪ゴムのような部品。すき間から空気が漏れないようにして、吸う力を保ちます |
名前を覚える必要はありません。「フタの裏に付いているものを全部外す」と覚えればOK。一度外してみると「ああ、これのことか」とすぐ分かります。
フロートやフロートストッパーは小さな部品なので、排水口に流さないよう注意してください(取説にも「なくさないように」と明記されています)。フロートは鼻水の本体への吸い込みを防ぐ大事な部品です。
ちなみに我が家は、分解→洗浄→乾燥の流れの中でノズルを何度も紛失しています…。小さい部品は本当にどこかへ行きがちなので、乾いたらすぐに組み立てて本体に戻すのがおすすめです(取説でも、組み立てた状態での保管がすすめられています)。
② 中性洗剤で洗う
- チューブの内部:中性洗剤を薄めた水溶液に浸す(内部と外部が一緒に洗えます)
- チューブの外部:中性洗剤の水溶液を、柔らかいスポンジにつけて洗う
- ノズル・ボトル・パッキンなどの部品:中性洗剤を薄めた液に浸して洗浄
- 本体:水を湿らせた柔らかい布で拭くだけ(丸洗いは絶対NG。防水ではありません)
「中性洗剤って何を買えばいいの?」と思うかもしれませんが、家庭にある食器用洗剤の多くは中性です。パッケージの「液性」欄に「中性」とあればOK。我が家もずっと食器用洗剤で洗っています。
1つだけ注意点。ホースの中を洗うとき、本体の電源を入れて洗剤液を吸い上げるのはNGです(取説に「洗剤水溶液を吸引しないでください」と明記されています)。ホースは電源を入れず、洗剤液に浸けて洗うのが正解。洗ったあとは水でしっかりすすいでから乾かしましょう。
2. 消毒したいとき|公式が認める3つの方法
取説には「消毒の前に必ず洗浄を行う」とあります。つまり基本は毎回の洗浄で、消毒はそれに追加するケアという位置づけです。方法は3つ書かれています。
方法① 消毒用エタノール
洗浄後、少量の消毒用エタノールをチューブの内部に通すと、かんたんに消毒できて乾きも早くなります。チューブの外側や部品は、エタノールを含ませた布で拭きます。
方法② 塩素系漂白剤のつけ置き(汚れがひどいとき)
チューブの汚れが取れにくい場合は、家庭用の塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を希釈したものに30分〜1時間つけ置き。そのあと水でしっかりすすいで、水分を切って乾燥させます。
方法③ 薬液消毒
- 部品全体が浸かる深めの容器で行う(フタつきの遮光性が高いものを推奨)
- チューブなど管状の部品は、中に空気が残らないように消毒液を通して全体を浸す
- 消毒薬が残らないよう、水で十分にすすぐ(次亜塩素酸ナトリウム等は腐食性が強いため必ず水洗い)
- 直射日光を避けて陰干しでしっかり乾かす
「ミルトンみたいな赤ちゃん用の消毒液は使える?」という疑問には、取説は特定の銘柄を指定しておらず、「各消毒薬の添付文書・取扱説明書に従うか、購入店やメーカーに確認」としています。哺乳瓶用の薬液をそのまま流用する前に、消毒薬側の説明を確認しておくと安心です。
3. やってはいけないNG集|食洗機・煮沸はダメ
取説の「警告」に明記されている、やりがちだけどNGな行為です。
- 🚫 食器洗い機・食器乾燥機:高温で部品が変形するため使用不可
- 🚫 煮沸消毒・電子レンジ消毒:同じく高温変形のため不可。哺乳瓶の感覚で煮沸したくなりますが我慢!
- 🚫 本体・ACアダプターの丸洗い:防水構造ではありません。本体は水拭きのみ
- 🚫 本体をアルコールで拭く:樹脂のひび割れや印刷剥がれの原因に。エタノールが使えるのは部品だけで、本体はNG
- 🚫 ベンジン・シンナーなど揮発性の薬品で拭くのも不可
また、お手入れや部品の付け外しのときは、電源スイッチをOFFにして電源プラグを抜いてから。感電やけがを防ぐため、取説の警告事項になっています。
4. カビ・臭いを防ぐ3つのコツ
コツ① とにかく「すぐ洗う」
以前、鼻水を吸ったまま忘れて3日ほど放置してしまい、臭いが出てしまったことがあります。幸い洗ったら臭いは消えましたが、鼻水は雑菌が繁殖しやすいもの。使ったらその日のうちに洗う。結局これが一番のカビ・臭い対策です。
コツ② しっかり乾かす
取説でも、洗浄・消毒した部品は「十分に水洗いを行い、すみやかに乾燥させる」ことが警告レベルで書かれています。我が家はキッチンペーパーを敷いて、その上に部品を並べて乾かすスタイル。食器と混ざらず、乾いたらペーパーごと捨てられるので清潔です。
コツ③ 乾いてから、組み立てて清潔な場所へ
- 部品は水気を十分に切ってから組み立てて保管する。迷いやすいのは2つだけ:フタの内側の輪ゴムのような部品(ボトルパッキン)は「つまみ」を上にして溝へはめる/筒を留める小さな留め具(フロートストッパー)は、広がっている側を上にして取り付ける
- 保管時はACアダプターを本体から外す
- 湿気・ほこりの多い場所、直射日光の当たる場所は避ける
5. 5年ユーザーの実際のルーティン
ここからは我が家のリアルです。公式どおり完璧に…とはいきませんが、5年間このやり方で続けています。
- タイミング:寝かしつけが終わったあとに、その日の分をまとめて洗う
- 頻度:ノズルは毎回、チューブは1日1回程度(5年使用レビューでも書いたとおり。衛生面を重視するなら毎回がベストです)
- 洗剤:食器用洗剤(中性)だけ。エタノール消毒は普段はしていません
- 冬などたくさん使う時期:キッチンハイターのつけ置きをプラス。これは公式の「塩素系漂白剤を希釈して30分〜1時間」と同じ方法です
- 乾燥:キッチンペーパーの上に並べて自然乾燥
取扱説明書と照らし合わせてみると、自己流でやっていたことがほぼ公式の方法どおりでした。特別な道具は必要なく、食器用洗剤とキッチンハイターで十分続けられます。
6. そもそも「洗う量」を減らす方法もある
ここまで洗い方を書いてきましたが、そもそも洗うパーツを減らすという手もあります。メーカーから「ひかる君」(LEDライト付き鼻水収集カップ/S-415)という別売りパーツが出ています。
チューブの先に取り付けると、吸った鼻水がこのカップの中に溜まる仕組み。公式サイトには「鼻水がひかる君の内部に溜まり、チューブを毎回洗わなくてOK」と書かれています。使ったあとはカップを洗うだけで済みます。
名前のとおりLEDライトが付いているのもポイントで、公式には「暗い場所での使用や夜間の吸引も、片手でスムーズに操作できます」とあります。寝かしつけ後の暗い部屋で吸うことが多いご家庭には、地味にありがたい機能だと思います。
⚠️ ただしLEDライトユニットは防水ではないので水洗いNGです(公式明記)。洗えるのはカップ部分だけなので、そこだけ注意してください。
※我が家は旧型のメルシーポットを使っているためひかる君は未使用で、上記はすべて公式サイトの記載にもとづく紹介です。単体販売のほか、本体セットの購入特典として付く時期もあります(内容・時期は変わるので、購入前に商品ページでご確認ください)。
7. 洗っても取れない汚れ・劣化は「交換」のサイン
毎日洗っていると、部品は少しずつ劣化します。ノズルが白く濁ってきた、傷が入った、柔らかさが変わったと感じたら交換のサイン。臭いが漂白剤でも取れない場合も、部品の替えどきです。
シリコンノズルは2個入りで860円。兄弟それぞれの専用ノズルにすれば衛生的です(ノズルは透明で見た目が同じなので、片方の根元にマスキングテープや油性ペンで小さく印をつけると混ざりません)。さらに、我が家のように洗っている間に紛失したときの予備としても心強いです👇

